間取りを考えるときのポイントとは?【LDK編】
こんにちは!
晴れた日は夏のような暑さですが、梅雨はこれから。
ジメジメした季節、早く乗り切りたいですね!
さて、暮らしやすさを大きく左右する間取り。
先日は、間取りを決める前にしておきたいことや考える際のコツについて【準備編】としてお話しました。
今回からは、実践編!
LDKや水まわり、収納など各部位ごとに、どのようなことを考えながら間取りを決めていけばよいのかについてご紹介していきますよ。
今回は、家の中でも最も多くの時間を過ごすであろうLDKについてです!
目次
・ LDKの間取りは失敗しやすいって本当?
・ 失敗しやすいポイント1:生活感が丸見え
・ 失敗しやすいポイント2:家事動線が悪い
・ 失敗しやすいポイント3:プライベートスペースがない
・ まとめ
LDKの間取りは失敗しやすいって本当?
広々としていて、家族が自然と集まって、みんなが快適に過ごせる、そんなリビングに憧れている人も多いのではないでしょうか。
LDKは家の中でも広い面積を占め、最も長い時間を過ごす空間です。
そのため、LDKの間取りはマイホームの満足度に大きく影響し、住まい全体の満足度の要と言っても過言ではありません!
またLDKは家族がくつろいだり、食事を楽しんだり、来客をおもてなししたり、時にはテレワークや学習をしたりと、たくさんの重要な役割を担っています。
そのため間取りを決める際には、さまざまな要素に配慮する必要があり、失敗例を耳にすることが多いのです。
失敗しやすいポイント1:生活感が丸見え
リビングとダイニングキッチンに一体感をもたらす、広々としたオープンな間取りが人気ですよね。
特に料理好きなら、アイランド型やペニンシュラ型のオープンキッチンに憧れるという人も多いのでは?
たしかにオープンキッチンは料理をしていてもリビングにいる家族の様子がわかるし、つながりを感じられるメリットがあります。
しかし、リビングからキッチンの様子が丸見えというデメリットも…。
せっかくおしゃれな空間にしても、リビングからキッチンの洗い物やゴミ箱が見えると台無しですよね。
「ごちゃごちゃしているから友人を招待できない」「毎日の片付けが大変」となってしまってはもったいない!
これらを解決するためには、パントリーや造作収納を設置して収納力を確保するのが効果的。
余計なモノが出ていない状態をキープできます。
また、手元を隠してくれる立ち上がりのあるキッチンを選ぶのもひとつの手です。
細々としたものが多いリビングも、散らかってしまいがち。
小さなお子さんがいるご家庭は、なおさらですよね。
意外と収納スペースの確保を忘れてしまいやすいので、リビング収納の確保もお忘れなく。
失敗しやすいポイント2:家事動線が悪い
料理や配膳、掃除など、家事をするときに通る動線を考えて間取りを決めないと、家事をする時間や労力が増えて負担になってしまいます。
例えば、キッチンを大きく回り込まないと配膳できなかったり、洗濯物を干す際にリビングのくつろぎスペースを横断しなければならなかったり…。
毎日のことなので、ちょっとした不便でも日々のストレスになりかねません。
家事をする際の行動パターンを把握し、動線計画を立てたいものです。
またテーブルやソファといった家具の配置も家事動線に影響するので、考慮するようにしましょう。
失敗しやすいポイント3:プライベートスペースがない
間取りを考えるときは、将来のことを見据えることも大切です。
家族のコミュニケーションスペースであるLDKには、ソファとダイニングテーブル以外に座る場所がないという家庭も多いのではないでしょうか。
子どもが小さいうちは問題ないのですが、成長して思春期を迎えると、居心地が悪くなって自室にこもってしまう可能性があります。
そのため、リビングの一角にワークスペースを設けたり、畳の小上がりを設置したり、パーソナルチェアを置けるようにしたり…
家族の気配を感じながらも程よい距離感を保てる、そんな空間を確保しておくとよいでしょう。
まとめ
多彩なシーンで活躍するLDKだからこそ、暮らし始めてから「こうすればよかった…」と後悔したくないですよね。
理想の間取りは、家族構成やライフスタイルによって異なります。
いろいろな過ごし方が選択できる自由な空間であるからこそ、「LDKで何をしたいのか?」というところから考えていくのがおすすめ!
例えば、週末は家族みんなで料理がしたい、友人をたくさん招いてホームパーティーをしたい、リビングで仕事がしたい、バー気分でお酒が飲みたいなど、家庭ごとにさまざまな
要望があるのではないでしょうか。
それらを叶えるためにどうするかを考えることで、理想の間取りのポイントもわかってくるはずですよ。