戸建て住宅のリノベーションで、
できること、できないこと

戸建て住宅のリノベーションの場合、マンションのように細かな制限が少なく、比較的自由度の高い施工が可能ですが、物件の工法によって一部制限がでることもあります。
また、建築基準法や地方自治体の条例によって定められた制約を守ることも前提になります。プランを立てる前にそうした制約を頭にいれることも大切です。

事前に工法の特徴を知っておこう

マンションリノベーションで、まず注意しておきたいことは、マンションには専有部分、共有部分があるということ。
お客様ご自身が所有している専有部分と、管理組合が所有している共用部分がどこであるか、どこまでリノベーションができるのかを把握しておくことが大切です。

木造軸組工法

昔から日本で受け継がれてきた在来工法。建物を支 える柱の移動や耐力壁に穴を開けるなど以外は自由度が高く、間取り変更が容易。

プレハブ工法

工場生産された床や壁などを現場で組み立てる工法。木質系やコンクリート系は間取り変更に制限があり、鉄骨系は比較的容易。

2×4(ツーバイフォー)工法

床、壁、天井を柱でなく壁面で支える工法のため、壁をなくして空間を広げたり窓やドアを増やすことが困難なケースがでてくる。

法律上の規則にも注意しよう

リノベーションの際には建ぺい率や容積率、用途地域による高さ制限をはじめ、法律上の規則にも注意が必要です。接している道路が4m未満の場合、容積率が制限される「道路幅員制限」、敷地の北側隣地に対する日陰被害を少なくする「北側斜線制限」、敷地の前面道路の幅員によって建物の高さが制限される「道路斜線制限」などがあります。施工の際には前もってリフォーム会社などに確認することが大切です。

戸建て住宅リノベーションでよくある気をつけたいポイント

次に、具体的にお客様からよくご要望をいただくリノベーションのポイントについて紹介します。
内容によっては専門業者や管理組合に相談が必要なケースがありますので注意が必要です。

窓の数を増やしたい

新たに窓を設けたい場所が耐力壁である場合はほぼ不可能。ただし、強度的に問題のない外壁の場合は、窓の移設や新設は可能です。

木製サッシ・ドアに変更したい

防火地域・準防火地域の規定により、窓やドアなどの材料にも制約を受けることがあります。該当地域の防火規制を事前に確認する必要があります。

トップライトや吹き抜けをつけたい

防水処理や補強工事を行えば既存の屋根にトップライトを設けることは容易です。吹き抜けも構造の強度に影響が出ない限りは実現可能です。

2階建てを3階建てにしたい

2階建てと3階建てでは基礎の作り方が違うためもともと3階建てにする前提での基礎でない限りはできないと考えるべきです。

水回りを2階に変更したい

トイレや浴室を2階に変更あるいは新設、キッチンを明るい場所へ移動など、水まわり設備の変更の場合、戸建の場合は行いやすくなっています。

屋根裏を増築したい

屋根裏収納は2階面積の8分の1、高さ1.4m以下であれば可能です。屋根裏部屋の場合は、容積率の上限をオーバーしないように注意が必要です。

疑問に思うことがあればリノベーションの専門家と相談しよう

戸建住宅のリノベーションの場合、基本的には自由にリノベーションが可能ですが、法律的な制限などについては専門家の助言が必要となるケースも多いでしょう。プランに対してお悩みの場合はNAGOYA Renovation Studioにぜひ一度ご相談ください。 リノベーションを熟知した一級建築士をはじめとしたた専門家が一緒になってあなたの理想のリノベーションプランをお手伝いいたします。